賢人の雑学:歯を大切に
[賢人の雑学]
程 一彦の一日薬膳 (2008.08.09)


歯は食べものの味と人の声を左右します。差し歯と入れ歯では沢庵漬や落花生など固いものが強く噛めなくなり、本来の風味から遠くなります。人間国宝の桂米朝師匠は「若い頃、高座で自分の声に歯が共鳴して心地よかった」と述懐されたことがあります。某コーヒー研究家が業界誌に「入れ歯を外すとコーヒーは美味しくなる」とも書いています。
健康と味覚に大切な歯ですが、日常の生活では等なおざり閑になりがちなもの。「痛いのに勝手に治った」と思うのは大きな錯覚で、病状は更に悪化しているのです。歯の細胞は再生できず、自然治癒はありません。痛むと専門医の治療がベスト。売薬での素人療法は厳禁です。
歯の健康は親の責任!赤ん坊の時からよい歯科医院で定期的にチェックしてもらうことです。私ごとですが、親が中国料理店を開業したのは私が8歳の時、日々の商いに追われた親は子ども達の歯に注意を払うゆとりがなくその結果、私と5人の妹たちは歯が不健康なまま大人になりました。歯科医は『繊細な指先の芸術』と私は思います。優れたミクロの技術と最新の医療知識を持った誠意ある医師に巡り合えたら幸せです。もしも現在の治療に不満があったり、納得できないならば、セカンドオピニオンを決心する勇気が必要です。
私はホームドクター「ながよしデンタルクリニック」(電話06-6844-0002)で定期的に受診し、指導を受けて、家では電動歯ブラシで歯と歯ぐきをブラッシング、歯間ブラシとウォーターピックの水流で歯と歯ぐきの汚れを掃除します。外出の時は、歯ブラシと歯間ブラシを鞄に常備して食後は歯の手入れをしています。
<講演会> 入場無料
10/25(土) 14時 相生・赤穂市
郡歯科医師会主催 赤穂市文化会館
11/9(日) 11時 滋賀県歯科医
師会主催 近江八幡ジーネットしが
11/15(土) 14時 大阪西淀川医
師会主催 エルモ西淀川
筆者プロフィール

[料理研究家] 程 一彦さん
新台湾料理龍譚(リュータン)2代目オーナーシェフ、マスコミや講演などで幅広く活躍。和・洋・中にわたって食と健康の関わりを追究し、“料理のことならテイさん”といわれるくらい定評がある。
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