賢人の雑学:男と女の間には
[賢人の雑学]
佐藤弘樹の英語回帰 (2007.10.05)


別に自慢するようなことじゃないが、人の相談にのるのは昔から大の苦手だ。そもそも他人に相談しても解決するのは結局当人でしかなく、ややもすると相談自体が目的となっていることが少なくない。それなのに、先日、男女のややこしい話で相談を受ける羽目になった。
ふむふむ、と聞けば聞くほど「犬も食わない喧嘩」というフレーズが頭を駆け巡ったが、「私は悪くない」と自分の正統性だけを言いつのるは、案外、若いカップルの喧嘩にありがちな話かもしれない。
「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がある。永遠に分かり合えない男と女の間には深くて長い河があり、誰も渡れない河だと知っていてもエンヤコラ今夜も船を出すからこそ恋愛が成立するのではないか。穿った見方をすれば男女の不満は、それがあるからこそ「好きよ、嫌いよ」の大騒ぎになって案外当人たちはそれを恋愛の一類型として楽しんでいるのではないか。そもそも完全に冷え切ったカップルなら”嫌うエネルギー“ももうないだろう。
女は言う「99%正しくても必ず1%のミスを見つけて指摘する」「人の良いところを褒めてからミスを指摘するのが優しさではないか」「こんなに身勝手なサディストだとは思わなかった」。
男は言う「彼女のためのどんな努力も当然のことと受け取られてしまう」「どんなプレゼントも”もっと大きいのがよかった“の一言で片付けられる」「井上陽水の”感謝知らずの女“という曲を思い出す」。
英語にRomance mathematics(恋の方程式)というジョークがある。
Smart man+smart woman=romance
Smart man+dumb woman=affair
Dumb man+smart woman=marriage
Dumb man+dumb woman=pregnancy
訳してみると、
頭の良い男+頭の良い女=恋
頭の良い男+頭の悪い女=浮気
頭の悪い男+頭の良い女=結婚
頭の悪い男+頭の悪い女=妊娠
ちなみに、今回相談を受けたカップルはまだ結婚していない。従って妊娠も浮気も経験していない。さて、あなたならこの二人が賢い男女となって恋が成就するように、どんなアドバイスをするだろう。
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