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賢人の雑学:プレスリー没後30年、第2エルビス御殿計画も

[賢人の雑学]

森本剛史の深旅遠望

プレスリー没後30年、第2エルビス御殿計画も
森本剛史の深旅遠望
 

ミシシッピ川流域の町メンフィス(テネシー州)は、音楽の都として知られる。理由は2つある。ひとつはブルースの発祥の地だということ。現在も町の中心にあるビール・ストリートには、「B.B.キング・ブルース・クラブ」や「ラム・ブーギー・カフェ」といったライブハウスが軒を並べ、昼間からガンガン生演奏を聞かせている。

もうひとつは、ご存知プレスリーだ。今年はプレスリー没後30年。8月には記念式典も行われた。メンフィス郊外にある彼の大邸宅には世界中から数万人のファンが集い、なかには熱中症で死者も出たとか。

プレスリー没後30年、第2エルビス御殿計画もプレスリーの生まれはミシシッピ州のトゥーベロ。1953年、彼は初めてのレコーディングをメンフィスのサン・スタジオで行った。これがメンフィスとプレスリーとの深いつながりの始まりだ。

アメリカではスターとして成功すると、ハリウッドやニューヨークに進出して大豪邸を構えるのが普通だが、プレスリーは世界的な名声を得た後も、愛するメンフィスに住み続けた。その大邸宅はグレースランドと呼ばれ、ダイニングや寝室など一般に公開されている。彼が使ったキャデラックや自家用飛行機も展示されている。

ぼくが興味を持ったのは、彼の書斎の机の上に置かれていたペーパーバックス。タイトルは”Gods from Outer Space“だった。神は外の世界からやって来たという意味か。ガイドに聞くと、プレスリーはUFOや禅、武道などに興味があったという。そういえばグレースランド内の、彼の墓のすぐ近くには「メディテーション・ガーデン」と書かれた一角もあったなあ。

最近の報道によると、カリフォルニアのパームスプリングスに、第二の「エルビス御殿」誕生の計画があるという。かつてエルビスと妻のプリシラが住んでいたスペイン風邸宅だが、かなり老朽化が進んでいるそうだ。現在の家主は、この豪邸を改修し、教会と宴会場併設の結婚式場にも利用できるように検討中だとか。

筆者プロフィール

森本剛史さん

[トラベルライター] 森本剛史さん

和歌山県新宮市出身。
立教大学時代(1970年)、初めての海外旅行を体験し、以来訪れた国は95カ国におよぶ。年間100日は海外。執筆した旅行ガイドブックは『エリアガイド バリ島』(昭文社)をはじめ19冊。旅行記を載せたサイト「旅好堂」が好評。
http://homepage3.nifty.com/ryokodo/

 

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