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賢人の雑学:アルメニアの美人率は世界一

[賢人の雑学]

森本剛史の深旅遠望

アルメニアの美人率は世界一
森本剛史の深旅遠望
 

アルメニアはかつてはソ連邦に属した国で、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス(カフカス)の南部に位置している。日本ではなじみが薄いアルメニア人だけれど、「ヨーロッパ人が3人寄ってもひとりのユダヤ人にかなわない。ユダヤ人が3人集まってもひとりのアルメニア人に太刀打ちできない」と言われるほど、ビジネス、芸術の世界で国際的に活躍している。

姓名の語尾にアン、ヤンと付く人はだいたいアルメニア系と考えていい。ロシアの音楽家ハチャトリアン(「剣の舞」作曲家)、ドイツの指揮者カラヤン、アメリカの作家ウィリアム・サローヤン(小説「わが名はアラム」で有名)、シャンソン歌手のシャルル・アズナブール(アズナブーリアン)、フルシチョフ時代のソ連の副首相ミコヤンもアルメニア系だ。

それよりも興味があるのは美人国であるということ。小生、今までに100ヵ国回っているが、掛け値なしにこのアルメニアが世界一の美女国と思う(その反対はア●●ランド、オ●●ダかな)。首都エレヴァンの繁華街アボヴィアン通りを歩いていると、すれ違う女性がモデル級のレベルの高さ。黒髪に長いまつげ、彫の深い顔、ファッションセンスもいい。切符を売っている若い女性から、商店のオーナー、レストランのウェイトレスまで美人ぞろい。

で、男性は? と聞かれると、一般的に短髪で目つきが鋭く、「ゴルゴ13」に出てきそうな強面(こわもて)と言っておこう。いわゆる要人のセキュリティによくある精悍な顔。しかし笑うと急にかわいい顔になる。

でもね、若い頃はさぞ美人であっただろうという熟女に会うと、ほぼ全員、前歯2本の金歯が目立つのだ。笑うとピカッ! これが興ざめなんだね。

中央アジアから黒海にかけての国々では、この金歯がファッションであり一種のステータスなのだ。彼ら遊牧民は財産を装飾品に換え、身に付ける習慣があったから、金歯ファッションが定着したのだろう。ただし、若い女性にはこの傾向は今はない。よかった。

筆者プロフィール

森本剛史さん

[トラベルライター] 森本剛史さん

和歌山県新宮市出身。
立教大学時代(1970年)、初めての海外旅行を体験し、以来訪れた国は95カ国におよぶ。年間100日は海外。執筆した旅行ガイドブックは『エリアガイド バリ島』(昭文社)をはじめ19冊。旅行記を載せたサイト「旅好堂」が好評。
http://homepage3.nifty.com/ryokodo/

 

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